カイロプラクティックのカイロはギリシャ語に由来する「手」の意味で、プラクティックは「する、行う」の意になります。いわゆる「手技療法」の意味になります。

1895年にもともとマグネティックヒーラーだったカナダ人のD.D. Palmerが、耳の聞こえないビルの管理人だったハーヴェイリラードさんの背骨を矯正して、耳が聞こえるようになったというのが発祥と言われていますが、古代ギリシャ時代から背骨の矯正は行われていたといいます。

しかし、整骨の効果は多くの人々に認められながらも技術を説明することが出来ずにいた為に、正統医学とは認められず度外視されて来ました。

創始者であるD.D. Palmerが20歳の時に、あるテーマに没頭して行きます。それは「同じ環境で育ち、同じ食べ物を食べているのに、1人は強く1人は病弱なのはなぜか?」そしてまた「なぜある臓器は常に弱く、他は正常なのか?」など。

そして薬を使わない施術家として、医療技術を発展させて行きました。

その傍ら内臓のどこかが悪い時に、薬を全身に投与する方法にパーマーは異議を唱えはじめました。そして脊柱の歪みあるいはズレが、神経系統に異常をきたし病気を引き起こす事を理論的に思考しはじめたのです。

そしてD.D. Palmerは今日のカイロプラクティックの基礎を築きはじめました。

カイロプラクティックの初めての矯正から127年が経ちますが、今では欧米諸国を中心に世界40カ国以上の国々でカイロプラクティックが使われ、多くの患者さん達を救っています。

ja日本語
Powered by TranslatePress